「がんばって眠る」ことの難しさを知る人がいる
眠ろうと意気込むほど、かえって目が冴えてしまう。ここちラボの金柿佳奈子さんは、その感覚を身をもって知っている。保健師・看護師として母子から高齢者まで30年以上地域を支えてきた一方で、自分自身も眠れない時期をくぐってきた。その経験があるから、正論で相手を追い立てるような助言はしない。眠れないつらさに理解を示したうえで、根本から立て直す道を一緒に探っていく。
人間関係の疲れ、加齢による眠りの浅さなど、不眠の理由は人それぞれだ。世代を問わず抱えるこのしんどさに、同じ道を通ってきた立場から向き合っている。
押しつけないという一線
ここちラボのカウンセリングには、こうしなさいと型にはめる空気がない。身体の状態だけを切り取るのではなく、睡眠や栄養、日々の過ごし方まで見渡しながら、その人が続けられる範囲で整え方を提案していく。無理なく実践できることを優先するため、途中で挫折しにくい。個人的には、この「がんばらせない」姿勢こそが、眠りのケアには効いてくるように思えた。
合志市御代志のサロンは完全予約制で、一組ずつ迎えるプライベートな空間になっている。人目を気にせず、自分のペースで話せる環境が保たれている。
一時しのぎで終わらせないという方針
ここちラボが向き合うのは、その場のつらさだけではない。睡眠不足も食生活も、身体のコンディションに響いてくる。だからこそ、目の前の症状を抑えるだけでなく、毎日の暮らしに目を配りながら健やかな状態へ立て直していく。初回カウンセリングは8,800円から、フォローアップは5,500円からと、続けながら整えられる設計だ。眠りが深くなれば、日中の活力も戻り、暮らしそのものが軽くなっていく。


